Great American Beer Festivalの次の週に訪れたペンシルバニア、ニュージャージ、デラウエア、ワシントンDC、ヴァージニアとKennett Square MicroBrew Festival (Kennett Brewfest)をレポートします。

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今日の出来事

Kennett Square MicroBrew Festival
いよいよ、ビアフェス。

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垂れ幕?
アメリカだと良くある
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Connoisser準備中
駐車場です
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レギュラー準備中
路上です
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Kennett Square MicroBrew Festival (Kennett Brewfest)はヒストリカルらしい(どうヒストリカルかは知りません)Kennett Squareで行われます。フィラデルフィア郊外ですが、そうとう小さい街です。

Kennett Brewfest Connoisser Tasting

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チケット
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カップ
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ちょっとしたフード
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Kennett Brewfestはチケットが2種類あって、レギュラーフェスティバルのみと、Connoisser Tasting込みのチケットです。レギュラーフェスティバルは14:00〜18:00で通りをしきって行われますが、その前12:00〜13:30にConnoisser Tastingというイベントが近くの駐車場を会場にして行われます。まず、受付でチケットと交換で手にスタンプを押して、カップをもらいます。料金はチケットのみで会場内のテイスティングはみんな無料のシステムです。Connoisser Tastingではレギュラーフェスティバルには出ない(かもしれない)ビールと、(チーズ業者提供らしい)ちょっとしたフードや水が出ます。ビールはベスレヘムブルーワークスいうところが出していたベルリナーヴァイス以外はほぼみんな高比重ビールです。

レギュラーフェスティバル

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会場
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ウォータステーション
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Tシャツ
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レギュラーフェスティバルは25だか30の周辺ブルワリー(といってもバーモントとかもいる)が出店します。最大大手はBoston Beer Coでそれ以上の大手はいません。多くのブースでTシャツも売ってました。もちろんバンドもいて、ステージの隣でCDも売ってます。フードは会場の外で近くの路上で地元のレストランがいろいろなフードブースを出していました。そのため、出入りも必要なので「手にスタンプ」が押されます。Connoisser Tastingのチーズ提供業者さんのブースでときどきチーズと(たぶんあまった)水と、なぜかコーヒーがサービスされてました。

McKenzie

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会場
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帰りにHBU氏がMcKenzieによってConnoisser Tastingに出ていたインペリアルスタウトを買って帰りました。
今日の無駄遣い
Kennett Square MicroBrew Festivalにて
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ビアフェスT
今日のビール
今日のKennett Brewfestテイスティング

Connoisser Tasting

5 Czars Imperial Stout - McKenzie Brewhouse
9.3%
かなりアルコホリック。甘すぎず、バランスが良い。
Bavay - McKenzie Brewhouse
7%
ビエールドギャルド。とても甘い。7%にしてはアルコホリック。
Euphoria - Legacy Brewing
8.7%
ベルジャンストロングエール、カスクコンディション。明るい色で濁っている。バナナエステルのアロマ、フレーバーが強い。ちょっとしぶい。
Burton Baton Ale - Dogfish Brewery
11%
ピルスナーモルト、アンバーモルト、オープンファーメンター、フレンチオークで4ヶ月エイジング。ホップはフレーバーとしてはかなりあるが、他のDogfishに比べればおとなしめ、甘い高比重。すこしメタリック。
V12 - Victory Brewing
12%
ベルジャントリプル。そうとう甘いが良いバランス。
Van de Hoorn - Troegs Brewing
9%
TroegsのウィンターシーズナルTroegenator Doublebockのワートをベルジャンイーストで発酵させたもの。わりとドライ。とてもドリンカブル。
Insanity - Weyerbacher Brewing
11%
ほぼ高比重ばかりのConnoisseur Tastingでは意外にも唯一のバーレイワイン。バレルエイジでかなりエイジングされたフレーバーが豊か。スムーズ。Connoisseur Tastingキャンディーのような甘みの高比重ベルジャンが多いのでリフレッシュされる。
Bourbon Porter - Iron Hill Brewery
GABFで出ていたバーレイワインのポーター版。スモーキーでチョコレートが長いのこるポーター。あまりにバーボンバレルのキャラクターが強くて、バーレイワインもポーターもあまり違わない。
Berliner Weisse - Bethlehem Brew Works
Connoisseur Tastingほぼ唯一の低比重ビール。raspberryかwoodruffのシロップ入り(タップkじゃらピッチャーに出してシロップをまぜるのでシロップ無しもあり)woodruffシロップ入りをテイスティング。酸味はそんなに強く無い。サワーと言うよりタートな酸味。クリーン。シロップが甘過ぎないのが良い。
Old Sourpuss - Lancaster Brewing
茶色。グーズらしい。酸味はグーズほど強くは無い。ドリンカブル。

Regular Festival Tasting

IPA - Climax Brewing
すこし野菜っぽいフレーバー。クリーンさに欠ける。
ESB - Climax Brewing
IPAとほぼオナジキャラクター。IPAより渋みが強く感じる。
Saranac Adirondack Amber - Matt Brewing
New York Uticaの歴史のあるブルワリーでビンでした。以前一瞬日本に輸入されていた事があり、好きだったのですが、残念ながら、典型的な劣化(酸化)したビールになっていました。
Extra Pale Ale - Flying Fish Brewing
びんよりケグ版が良いかと思ったら、ほぼ同じ。クリーンさに欠けるペールエール。
パスチャライズの影響ではないか?
HopBack Amber Ale - Troegs Brewing
ほぼIPA。ホッピーなビール。ホップアロマはあまり強くない。
I'll be bock - General Lafayette Inn and Brewery
ブルーパブに行った時にはなかったボック。モルティでクリーン。ブルーパブで飲んだどれより良い。
Diamond State Amber - Brandywine Brewing Company
モルティなアンバーエール。すこし野菜っぽい。
HopHead IPA - Brandywine Brewing Company
かなり茶色のIPA。セロリー、ソーピーなアロマ。やっぱり野菜っぽい。渋い。
Raspberry Wheat - Iron Hill Brewery
明るい色の「ラズベリーエッセンス」エール特に問題はないが、特に優れてもいない。
Heresy - Weyerbacher Brewing
オークエージのインペリアルスタウト。木のアロマ、チョコレートフレーバー強力。甘みは中程度で強くはない。
Double IPA - Manayunk Brewing
強力なホップアロマ。色はとても明るい。高ドライホップレートのせいと思われる渋みはけっこうあるが、まだ許せる程度。
Fat Angel - Magic Hat Brewing
ここのビールはみんなビジュアルが60年代ヒッピーっぽいので凄いビールかと思えば、意外にもブリティッシュホップキャラクターの強いトラディショナルなイングリッシュペールエールでした。すこしエステルが感じられる。
Hopnotic IPA - Cricket Hill Brewing
ここはビジュアルはすごくかわいい。ビールはホッピーで渋みは少ないが、クリーンじゃあないホップフレーバーがざんねん。
Heavy Seas Peg Leg - Clipper City Brewing
インペリアルスタウト。コーヒー、スモーキーアロマ。比較的ドライ。ミディアムボディ。
Stickenjab Alt Bier - HeavyWeight Brewing
48IBU, 6.4%ABV
HeavyWeightはほぼ高比重専門の超小規模ブルワリー。アルトだそうですけど、そんな感じはまったくなし。甘味が強くモルティなエール。ホップキャラクターはなし。
Juhlia - HeavyWeight Brewing
材料はペールモルト、ライモルト、ジュニパー、Sweet gale(ヤチヤナギとかいうものらしい)など、パンのイーストを使用。木の実っぽいフレーバーが強力。
Old Percolator Coffee Porter - Stewarts Brewing Company>Stewarts Brewing
強力なコーヒーフレーバー、アロマ。とても甘味の強いロバストポーター。
IPA - Stewarts Brewing Company>Stewarts Brewing
ホップキャラクターにクリーンな感じがしない。
QUAD - Weyerbacher Brewing
12.1%
クワドルペル。高アルコール、甘いベルジャンキャラクター。強くはないがバナナエステル、いくぶん感じられるホップフレーバー。

買って来たビールテイスティング

American Pale Ale - Stoudts Brewing
アメリカンペールエール。とってもアメリカンなキャラクターのビール。少々しぶい。
Scarlet lady ale E.S.B. - Stoudts Brewing
クリスタルモルトっぽいアロマ。ブレーバー。渋味多。

今日のベスト
Insanity - Weyerbacher Brewing
最近、アメリカでは特別醸造で高比重というとベルジャントリプルとかクオドルペルとかが多いような気がして、バーレイワインがめずらしくなりつつあるような気がします。(東海岸だけ?)
ここのビールはどれもなかなか良くて、いつか機会があれば行って見たいです。
ここのブースはラベルを配っていたんですが、みんなこんな感じでちょっとカッコイイです。でもなぜかカンパニーロゴがいまいちカッコ良くない...
ラベル
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